母儀人基社(はぎのひともとしゃ)
場所:
松江市鹿島町佐陀宮内佐太神社境内南方の奥にある三笠山(みかさやま)に続く石段を登ると山腹に伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祀る磐境(いわさか)「母儀人基社」があります。
当社は中世を通じ伊弉冉尊の陵墓である比婆山の神陵を還し祀った社と伝え、「伊弉冉社」(いざなみのやしろ)として信仰されてきました。
恐らくは古代祭祀の対象であり、社殿創建以前の御神座ではないかと思われます。
古くから子宝、安産の神として世上の信仰も厚く、特に女性の方にとっては特別な気を感じられるパワースポット的なところです。